キャップストーンプログラム

ASBは、非常にユニークな学問的特権を得ています。2015年2月4日に米国のCollege Board(カレッジボード)は、Capstone(キャップストーン)という革新的な学習プログラムをASBで提供する招待を受け、これを受託しました。このプログラムで学習する生徒は、最終的に Capstone(キャップストーン)プログラムのDiploma(ディプロマ)を修了書として得ることができます。Diploma(ディプロマ)を得るために、生徒は、5つ以上のAP科目の試験に合格しなければなりません。ASBは世界諸国の135校のAP提携インター校の一つとして、共に協力し合い、厳格的な研究学習を行なって行く事になります。College Board(カレッジボード)によれば、Capstone(キャップストーン)は、「大学生活に必須な批判的考察力を伸ばすことができる革新的ディプロマ・プログラムであるため、大学受験に非常に有利である」プログラムです。2年間のリサーチを基本としたプログラムのなかで、生徒は、個別学習とグループ学習の両方を体験します。一番最初のCapstone(キャップストーン)のプログラムでは、「生徒は複雑な学問と実際の生活に即した実践的課題を様々な視野や方法を通し、考察して行くことから始めます」。APが求める視野や方法とは、文化、社会、芸術、哲学、環境、経済といった分野に跨がるものです。そして、APディプロマコースに必須な5つの科目である「大きなアイデア」を通し、「忍耐強い理解」と「必要な知識」を培っていきます。1年目のAPセミナーにおいて、生徒は、AP授業で学んだ専門的知識を基に実践的な社会問題に取り組んでいきます。最終的に、生徒は、セミナーにおいて、リサーチを行ない、APが指定するトピックで2000字の論文を仕上げることが求められています。また、セミナー受講者は5月に分析能力に関する試験を受けます。2年目のプログラムでは、自ら選択する専門分野において5000字の論文を書く事が求められます。そして、専門分野に長けるパネラーの前で、この論文に関し、口頭試問を受けます。ASBでは2016−2017年度、優秀な10年生と11年生にこのCapstone(キャップストーン)プログラムを受講する機会を提供する予定です。関心のある保護者のかたには説明をさせていただきます。